駐日代表よりご挨拶

 平成30年(2018年)の干支は戊戌(つちのえいぬ)でございます。「戊」には、「茂」という字に通じ、植物が絶頂の状態にあるという意味があるそうです。また「戌」という字は、本来「滅」という字で、草木が枯れ果て再び土へ還る状態を表わすそうです。今年は、これまで継続してきた取り組みや課題を見つめ直し、更なる成果をもたらす堅実な年にするとともに、次への飛躍に向けた新たなステップの年になることを願っております。

 昨年は、カナダ建国150年に関連した販促プログラムに多数参加し、カナダビーフの“ブランド力”アップを積極的に図りました。私どもカナダビーフ国際機構は、「食のコラボ」に注視した訴求活動を強化し、カナダビーフの美味しさを伝える消費者向けの食育プログラムを定期的に実施してきました。また、「おうちでカナダビーフ」と題した量販店向けの販促キャンペーンを年2回に分けて全国規模で展開させ、延べ570店を超える各パートナー企業様のご協力の下、カナダビーフの販売促進およびブランド認知向上に大きな成果を上げることができました。

 カナダ国内の畜牛生産動向に於きましては、今年も昨年同様に肥育牛頭数の増加が見込まれ、豊作による安定的な穀物価格相場も反映し、AAAやプライム等級という高格付け商品の発生率が高まることが予測されます。このような状況は、対日市場には追い風となり、今年の対日輸出量は前年比20%増の2万8千トンを超えると推測しています。

 カナダビーフの更なる販路拡大に向けて、今年は「ビジネス・イノベーション」を戦略指針に掲げ、業界向け活動の強化ならび各パートナー企業様の事業開発促進を後押しするプログラムを実施します。具体的には、販売促進のための全国キャンペーンを夏と冬に量販及び外食事業同時で実施する予定です。これにより、特定地域でカナダビーフが“買える場所”と“食べられる場所”の整備を両立させることで新たな需要喚起を促し、更なるブランド愛好者の増加に繋げたいと考えます。また、カナダビーフならではの食べ方や新たなビジネス発想に向けたテクニカルセミナーならびにマーケティング研修等の実施も計画しております。今後も皆さまには、きめ細かいマーケティングのサポートをご提供し、変遷する消費者志向とニーズにおこたえしていく所存です。

 本年も皆さまのご健勝とさらなるご繁栄をお祈り申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

カナダビーフ国際機構
アジア代表取締役兼駐日代表
下嶋 大介